離婚調停の注意事項
初めての事の場合が多いですが、離婚調停は慣れないので大変だと思います。そこを円滑に進めていく為に離婚調停に関する注意点を説明していきたいと思います。
先ずは「期日」です。離婚調停は平日日中に行われる事になっていますので、平日お仕事されている方は休んで行かなくてはなりません。休みやすい会社であれば良いですが、3か月〜1年間位、月に1回休んで調停に行く事になります。もしも休みにくい様であれば弁護士等の代理人に行ってもらうと言う方法も有りますので家庭裁判所で確認された方が良いと思います。次は「交通費」です。離婚調停自体は費用が2000円程度ですので経済的負担はそんなに無いと思いますが、問題は交通費ですね。家庭裁判所は申立人の相手側の住居の管轄の裁判所で行われますので、もしも相手側が遠い所に住んでいるのであれば、申立人がそこまでの交通費を毎回出さなくてはいけなくなりますので注意しましょう。また場合によっては家庭裁判所を変更する事も可能ですので相談してみると良いでしょう。次に「お子さん」の事が有ります。小さいお子さんがいる夫婦の方もいる事でしょう。その場合、お子さんを離婚調停に連れて行くのは大丈夫なのですが、泣いたりわめいたりのお子さんだと気を取られてしまって話にならない事も有ります。また話を理解できるようなお子さんの場合は、両親の離婚の現状を目の当たりにする事になりますので、お子さんは出来れば預けて来た方が良いかと思われます。こうした注意点が挙げられますので頭にいれておいてくださいね。
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