離婚調停における陳述書について
「陳述書」は離婚調停を円滑に進めていく為に有った方が良い物だそうです。この陳述書は何故離婚に至る事になったのか、夫婦の間に起きた問題を書面にまとめる事で、調停委員に口頭で話すよりスムーズに伝える事が出来ます。離婚調停になって調停委員と話す事になると、夫婦双方で言いたい事は山の様に有るでしょうし、感情に任せて言っているとどうしても話が違う方向に行ってしまう事も有りますので、書面にまとめる事で事実をきちんと冷静に伝えられる様になります。陳述書を作成する場合ですが、自分で作っても誰かに作ってもらっても良いですね。そして手書きでも良いですし、きちんとパソコンで書類を作っても良いと思います。書く時には綺麗な字で丁寧に、読みやすい字体で書く様に心掛けましょう。ではどんな内容を陳述書に書いたらいいのでしょうか。
頭に「陳述書」、その脇に「作成年月日」と「宛名(家庭裁判所の名前+部名+係名+御中)」と表題を書いたら、その後に夫婦間に起きた出来事や、離婚に至る事になった経緯を順序立てて書いていきます。書く内容としては「結婚までの経緯」「子供がいる場合は子供の年齢や学校などの状況」「夫婦の収入」「夫婦の財産」「離婚にいたる発端となった問題」「その後の状況」「現在の生活費」「相手にどうしてほしいかの要望」等を書いていけば良いですね。最後に自分の名前と捺印を押して陳述書が完成しますので、最初の離婚調停までに用意しておくと良いですよ。
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